<もんじゅ>請け負い3社、知事側からもパーティー券購入(毎日新聞)

 高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を運営する日本原子力研究開発機構の業務を請け負う3社が、同県の西川一誠知事の関連政治団体からパーティー券計120万円分を購入していたことが分かった。うち2社は、敦賀市の河瀬一治市長からも222万円分を購入していたことが既に判明。もんじゅの運転再開は地元了解が必要で判断の公平性を巡る問題が同県側にも飛び火した格好になった。

 購入したのは高速炉技術サービス(FTEC、敦賀市)、TAS(同市)、NESI(茨城県ひたちなか市)で、機構OBを役員に受け入れている。政治資金収支報告書によると3社は03年、西川知事を支援する政治団体「西川一誠政経懇話会」のパーティー券120万円分を購入。同懇話会は同年、パーティー収入4802万円のうち、3600万円を政治団体「西川一誠後援会連合会」に寄付。同連合会は07年、西川知事の資金管理団体に500万円を寄付した。

 3社はこのほか03〜08年に▽敦賀市を含む福井3区選出の高木毅・自民党衆院議員の資金管理団体から294万円▽自民党敦賀市支部から263万円▽政治団体「福井経済産業政治連盟」から66万円−−のパーティー券を購入していた。【酒造唯、大久保陽一】

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